供養コンシェルジュへの道

ご遺族様の「想い」に寄り添うために…

produce by 想いの時

ご遺族様の「想い」に寄り添うために…

ずっとそばに。。。手元供養

2013年6月6日 09:51

海洋散骨を選ばれた方の中には、全部のご遺骨を散骨せずに
少しだけお手元に置いてご供養される方も少なくないそうです。
手元供養といわれている方法です。
                   
ずっと以前は、分骨することは抵抗感が強かったそうですが、
最近は忌避意識もうすれ、手元供養される方も多くなったそうです。  
                           
手元供養の種類も
ご遺骨のまま納めてご供養する ミニ骨壺タイプや
粉骨の状態にして納め、いつも身に着けてご供養できる ネックレスタイプなど
デザインもいろいろ揃っていて驚きました。
                                 
先に配偶者を亡くされた方の中には、ご遺骨の半分を散骨 半分を手元供養にして
のちに、ご自身が亡くなられたときに一緒に散骨を と望まれる方や、
納骨する際、一部手元供養にしておいて、のちにご自身の時に棺の中に 
と望まれる方などおられるようです。
                              
このような手元供養は、故人様のご希望ではなく
ご遺族様の “ずっとそばに” そんな気持ちに寄り添った形なのでしょう。
心が温かくなる そんな感じがしました。
                                            
色々な供養のかたち、 色々な想い
出会いと共に 新たな気持ちを発見している毎日です。

            まだまだ 学び真最中 猪瀬 

散骨と花火

2013年6月5日 11:22

海洋散骨を選択される方の理由の一つに
故人様の”希望”があります。
                  
S様の場合も 故人様の
「お墓いやよ。広い海に還してね。」
と、強いご希望があったそうです。

「言うこと聞かないと後が怖いから、、、」
と、笑いながらお話いただきましたが、
そこには、深い愛情が感じられました。
                  
さらにS様は
「自分の時は、もちろん海。しかも花火の中に入れてドーンとあげて。」
と、ご自身のこともご希望を話しておられました。

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故人様の願いを叶えようと 行動することで
これからの ご自身のことを考えるきっかけとなる。
”終活”は繰り返しなんだと思いました。
                          
                
                 
                 
                     
                 
                     
ちなみに ”花火で...”が気になったので調べてみました。
なんと海外にはあるそうです。
火薬にご遺骨(粉骨)を混ぜて打ち上げる 
花火供養をしている業者が。
本当に 様々 だと思いました。

まだまだ 学び真最中 猪瀬

供養=想い

2013年6月3日 09:59

『供養も想いも心を豊かにするものです。
 「豊かさ」とは、お金のある豊かさとは違います。
 心を元気にする豊かさです。
 たとえば3.11後の東北。
 建物を直して、街をきれいにすれば豊かになれる
 ということではありません。
 実際、約2万人の方が亡くなられ、
 まだご遺体のみつからない方もたくさんいます。
 ご遺族は、自分の気持ちを話したいと思っています。
 そのご遺族の話を聞いてさしあげるひとが必要です。
 一緒に暗く悩むのではなく、ご遺族が少しでも前向きになれるように
 心を元気にできる そんな豊かさが必要なのです。』

と、供養や終活の活動などでご活躍されている方よりお聞かせいただきました。
 
”想い”...奥深いですね。

自分の心が豊か(元気)でないと 人の想いにきづかないのでしょう。
そして、たとえ気づいたとしても 人の心を豊か(元気)にすることは
できないでしょう。
まずは、〈自分の心を豊かにして行こう〉と思いました。

 

まだまだ 学び真最中 猪瀬