供養コンシェルジュへの道

ご遺族様の「想い」に寄り添うために…

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ご遺族様の「想い」に寄り添うために…

馬と牛 (盆飾り)

2013年7月4日 10:00

もうすぐお盆です。
「お盆」は、七月十三日が盆の入りで「迎え火」。十五日が「盆」。
十六日が「送り火」です。 また「お盆」はもともと旧暦の七月十五日であったことから、
新暦にあてはめて八月十五日を「お盆」 とする地方も多いようです。
                  
毎年盆月になったら お墓のお掃除や準備をはじめます。
前日には 仏壇の前に精霊棚を設け、中央に位牌を安置して 
仏具・華・ナスやキュウリで作った牛や馬、精進料理のお膳、白玉・だんご・果物・野菜・好物などを供えます。
 ナスやキュウリで作った牛や馬は 先祖の霊が馬に乗って早く帰ってきて、
牛に乗ってゆっくり戻っていくようにという願いが込められているのだそうです
                                                               1372898905863                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          先祖は西方極楽浄土から来るので、きゅうりは頭を東に ナスは頭を西に
向けて置くとよいそうです
 
毎年お飾りしていますが、一つ一つ意味がある事 その意味を考えながらすることで
供養の気持ちもまた違い 楽しみながらお飾りできそうです。
    
まだまだ 学び真最中 猪瀬

輝いた笑顔を ”遺影” に

2013年6月22日 18:28

数日前に告知しましたが、“輝年(きねん)撮影会”と称して写真撮影会を
おこなうことになりました。
輝いている今を遺す という意味をこめたネーミングになっています。
好きなこと、生き甲斐にキラキラしている姿、
今の年齢でしかだせない魅力的な笑顔 撮っておきませんか。

                                                                「終活」が世の中に広まってきた今、“生前遺影撮影会”も
イベントは勿論 街の写真館でも行われて流行っているそうです。
                                                               「 遺影撮影? 縁起でもない! 」とおっしゃるのも当然ですが、                                自分が亡くなった後、気に入らない写真や、集合写真を引き伸ばしたものを
遺影写真に使用されるのはいやと思ったことはありませんか。
我が家でも、両親のスナップ写真が手に入るたび会話になりますが
「この笑顔いいじゃない?」
「えっー!ちょっと」 
「顔が、、、」
「服が、、、」
「髪型が、、」
と、なかなか本人のお気に召すものは出てきません。
葬儀の時に一番注目され、その後も、ずっと飾られる遺影写真。
「素敵な方だったのね」と子・孫と代々語られるような、写真を選びたいですよね。
                                                                                                    
そこで“生前遺影撮影会“なのだそうです。
せっかくならプロのカメラマンに撮ってもらい、納得の1枚を準備しておくのです。  
大好きな服を着たり、帽子をかぶったりもいいと思います。
                                                               でも、大切なのは元気なうちに“自分らしい輝いた自分”を
残しておくことなのではないのでしょうか
                                                               そして何より 家族に、悲しみに暮れる間もなく、葬儀の準備に追われる中、
押入れの奥からアルバムを出して探すということもさせずにすむのです
                                                                先日行って来たフェアでも、写真のブースが出ていました。
今はお仏壇が小さくなってきたことや、無宗教の方も増えたことから
大きな遺影というよりは、普段からリビングなどにかざっておけるくらいの
お洒落な大きさ、形がおすすめだそうです。
写真も ”真面目な顔で 黒い服”というイメージとは違い
”素敵な笑顔”が並んでいました。
                                    
もしもの時に ご家族に迷惑をかけたくないとおっしゃる方は
こんなところから準備を始めてみたらいかがでしょうか。
                    まだまだ 学び真最中 猪瀬

ヒューネラルビジネスフェアにいってきました。

2013年6月20日 11:14

ヒューネラルビジネスフェアにいってきました。
葬儀周辺のビジネスの範囲の広さ、業種の多さに驚きました。
                                                            
葬儀の形や、あり方、家庭・生活環境の変化により
求められるもの、必要なものが広がっているからなのでしょうか。
                                                            
お墓にしたら 
墓地の不足などにより むかしの土葬が火葬になり、
火葬後の納骨は、お墓だったのが、納骨堂などの選択肢が増えました。
核家族化により墓を守る人がいないということから
散骨、手元供養、合祀墓なども選ばれるようになってきました。
会場にもたくさんの手元供養品がならべられ、
散骨に関しても海洋・宇宙散骨など紹介されていました。
(宇宙散骨には驚きでした!)
                            
大切な人を亡くされた方の心の悲しみは、いつの時代も変わりませんが
核家族が増え、無宗教のかたも多くなった現在
お寺と檀家の関係や 親戚、ご近所とのお付き合いなどが少なくなり
グリーフケア(悲しみを乗り越えるための支援)が 
葬儀社、NPOなど周辺にも求められるようになってきたようです。
このような心のケアは 奥深い分とても大切なことだと思いました。 
                                                              

これから迎える 超高齢化社会。
益々色々なことが ビジネスやサービスとして求められるように
なるのでしょう。
                                                            
このような沢山の業種の集まるフェアも いろんな情報が得られて
とても勉強になりました。
                 まだまだ 学び真最中 猪瀬  

終活 自分らしいいきがい

2013年6月12日 11:18

 今をより良く生きていくための“生きがいを考える”ということも終活の一つです。                                        
                                 
仕事と趣味、両立してやってきた方もいらっしゃると思いますが、
“仕事一筋”でやってきて、いざ定年を迎え、“さあ何をしよう?”と
お考えの方も 沢山いらっしゃると思います。
特に男性の中には、仕事の延長のお付き合いはあっても、地元に戻られたとき、
地域としてのお付き合いなどは全然してこなかった という方も多いそうですから。
          
                                                                     自分のための時間。
スポーツ、読書、絵画、園芸、地域貢献、ボランティア 等々 人それぞれですが。
自分らしい過ごし方をしたいですね。                                                            

                                  

   
                                 

先日、ある市民大学でお話を聞かせていただきました。
“市民のための市民による市民が創る大学”をモットーに
まちづくり、生きがいづくり、地域の絆を深める活動をされているそうです。 
受講者に年齢制限はないそうですが、比較的時間にゆとりある定年後の方が多いそうです。
受講内容は、知る、考える、創るなどをテーマに参加型になっていて
地域の歴史、介護、福祉を学んだり、今流行の”ゆるキャラ“ご当地グルメ“を
自分たちで考えたりと幅広く,選ぶことが出来、
授業以外にもサークル活動を行ったりと意欲的に取り組まれているそうです。 
受講者に年齢制限はないそうですが、比較的時間にゆとりある定年後の方が多いそうです。
今まで培ってきた知恵や知識を 地域貢献のためにと、ご活躍されている方もいらっしゃるそうです。

その地域や大学により それぞれ内容は異なるとは思いますが
地域との関わりながら仲間づくりができる、”良い場所がある”と思いました。
                                                                                                                                             
                                       
今まで興味があるけど出来なかったこと、ひとりでおこなうには難しいことなど                                  もしかしたら、始めるチャンスになるかもしれません。
また、新たな自分を発見できるかもしれません。        
興味のある方は 地元の市民大学をのぞいてみたらいかがでしょう。
                               
                        まだまだ 学び真最中 猪瀬
                            
                              
   
                              
                              

供養=想い

2013年6月3日 09:59

『供養も想いも心を豊かにするものです。
 「豊かさ」とは、お金のある豊かさとは違います。
 心を元気にする豊かさです。
 たとえば3.11後の東北。
 建物を直して、街をきれいにすれば豊かになれる
 ということではありません。
 実際、約2万人の方が亡くなられ、
 まだご遺体のみつからない方もたくさんいます。
 ご遺族は、自分の気持ちを話したいと思っています。
 そのご遺族の話を聞いてさしあげるひとが必要です。
 一緒に暗く悩むのではなく、ご遺族が少しでも前向きになれるように
 心を元気にできる そんな豊かさが必要なのです。』

と、供養や終活の活動などでご活躍されている方よりお聞かせいただきました。
 
”想い”...奥深いですね。

自分の心が豊か(元気)でないと 人の想いにきづかないのでしょう。
そして、たとえ気づいたとしても 人の心を豊か(元気)にすることは
できないでしょう。
まずは、〈自分の心を豊かにして行こう〉と思いました。

 

まだまだ 学び真最中 猪瀬

「供養コンシェルジュ」を目指して

2013年5月20日 16:33

今日から「供養コンシェルジュ」を目指して 活動を開始しました。

まずは、感性を磨くことが大切。

たくさんの方と出会い、お話しさせていただくことで

おひとりおひとりの考え方に共感して、自分磨き頑張ります。

とはいっても、葬儀、供養に関しては素人同然の私です。

知識も身につけなくてはなりません。

体験したことやその時感じたことなど少しずつ、書き綴っていきたいと思います。

第一歩として、葬儀社様ご挨拶に同行させていただきました。

ある葬儀社の社長が葬儀の行い方や、宗教宗派のことなど

「語りだしたら、奥が深くきりがないから解かりやすいことからね」

と、お話をしてくださいました。

現在の日本はご遺体の火葬率が約99%で、世界一。

台湾約90%、香港89%と続きますが、50%に届かない国がほとんどだそうです。

宗教により自然に還るという意味で そのままのかたちで 川や山に...というところもあるそうです。

魚や鳥たちの力を借りて、自然に還すのだそうです。

土葬もなかなか聞かない現在、少し驚きでした。

 

こんな感じに、始まった「供養コンシェルジュ」への学び。

毎日が初体験。楽しみながらがんばります。

 
まだまだ 学び真最中 猪瀬