供養コンシェルジュへの道

ご遺族様の「想い」に寄り添うために…

produce by 想いの時

ご遺族様の「想い」に寄り添うために…

これからも一緒!

2013年7月8日 16:43

手元供養品である ペンダントに ご遺骨をお納めするお手伝いをしました。                                                                                     

まず、合掌。
「これからペンダントにお納めしますね。動きますがビックリしないでくださいね。」
と 故人様(ご遺骨に)話しかけながら、おこないました。
                                                                                                    
今日のお骨は もう粉骨になっているので、取り分けてお納めしました

すこしずつ すこしずつ 故人様(ご遺骨が)驚かないように。。。。。
                                             
「これからは、ずっとそばにいられますね。」
そっと話しかけます。
                                
ご遺族の想いと共にペンダントにお納めする
そんな気持ちが伝わって胸が熱くなりました。
                                                   
私も 想いの深いコンシェルジュを めざす!
改めて感じた 瞬間でした。
                                                  
                                                            
手元供養、散骨を選ばれる方の多くは、
墓がない 守れない、故人様の希望 を理由にあげておられますが、
お墓があっても、ご仏壇があっても 
 “大切な人とこれからも一緒にいたい” と 願う方もいらっしゃいます。

                                                                                                    いろんな方に ぴったりの ご案内ができるようがんばります。

                                                                                    まだまだ学び真最中 猪瀬

お位牌と戒名

2013年7月5日 14:07

お位牌で 葬儀時に見かけるものは 白木の位牌です。
一般的に49日(七七日)の法要の時に位牌を新しくします。
葬儀社・仏具店・お寺などで 位牌を作って、
菩提寺で「開眼供養」(魂入れ)をしていただきます。
以降、このお位牌を仏壇で安置しお祀りします。

 

お位牌には、戒名と亡くなった没年月日、俗名、行年(享年)を入れます
位牌の表面に記される戒名は、(宗教宗派のちがいもありますが)
仏の弟子になったことをあらわす名前だそうです。
本来は出家して仏門に入り、守らなければならない戒律を受け入れた弟子に与えられる名前だそうですが、故人をたたえ、仏弟子として浄土に往生するために、
菩提寺の住職から故人に戒名を授けてもらいます。
菩提寺のない人は葬儀を取り仕切る僧侶に授けてもらいます。

 

戒名も名前と同じで、ご先祖の文字を一文字いただいていたり
故人様の生き様が表現されていたりと 特徴があるようです。

 

最近は 無宗教の方も多く、戒名がない場合もあります。
その場合、位牌もない場合が多いのですが、中には手を合わせる象徴がほしいと
作られる方もいらっしゃるそうです (魂入れはしませんが)
位牌には 俗名(生前のお名前)と没年月日、行年(享年)を記入します。

 

お位牌の種類も 塗り・黒檀・紫檀・クリスタル・花柄等々…
故人様のイメージに合わせたり、仏壇の雰囲気に合わせて選んだり出来ます  。

 

 

もうすぐお盆です。ご仏壇をお掃除する際、お位牌、戒名などを確認してみたら
いかがでしょう。ご先祖様について新しい発見があるかもしれません。
まだまだ学び真最中 猪瀬

ご飯ですよ!(供養)

2013年6月28日 16:40

ご飯とお水、お茶をお供えし、焼香 
”チーン チーン“
「おじいちゃん、おばあちゃん、ご先祖様。おはようございます。
 今日も一日 みんなが無事に過ごせますように見守ってください。」
                           

ここから私の毎日は始まります。
子供のころから仏様のいる生活で、
祖母、母が毎朝お供えしているのを見ていたため 
当然のように引き継ぎ 日課となっています。
                           

仏具について 教えていただいているときに、
ひとり暮らしの方や 新しく仏様のできたお宅で 
仏具やお供えについて聞かれたり、説明するときには
「お水かお茶は 毎朝お供えしてください。
 ご飯は決して新しいご飯でなくても大丈夫です。ご自身の食べるものを
パンでも、麺でも なんでも少し分けてお供えすればよいのですよ。
 少ししたら さげて自分で食べてもいいのですよ。」
と、毎日のお供えが 負担にならないようお答えしていると教えていただきました。
                                 

そーですよね! 目から鱗でした。
毎朝パンを食べていたのに 仏様になったとたんにご飯を供えられても
ビックリしているかもしれませんよね。
生前好きだったもの、いつも食べていたものの方が 喜んで下さるかもしれません。
「はい。ご飯ですよ」と 生前と同じようにしていた方がうれしいのかもしれません
                             
                                       
そういえば幼いころ、果物などいただいたときには、お仏壇に
「じいちゃん、どうぞ」 チーン!
「もう食べた?いただきます!」
と、やっていたのを 思い出します。
                  

型にはまった供養だけが 正しいとは限りません。
その人、その家族で いろんな形があって当然なのですから。
                        

供養=想い なのだから。
と改めて感じたお話でした。
                         まだまだ 学び真最中 猪瀬

”心豊かに暮らす”ためのナビゲーター

2013年6月11日 09:16

人生のなかで、自分が葬儀の喪主になることはそうあることではありません。
ですから、葬儀、その後の供養、法要についてわからないことがあって当然です。
                                                                                     

“おひとり様”と言う言葉に表れているように 
家族構成が 昔のような3世代4世代同居は珍しくなり、
核家族が増えてきた現在では、身内の葬儀、法要に近くで関わることもあまりないため、
なおさらご存知でないことが多いでしょう。
                                                                                  

そんな方のために、葬儀後相談窓口があります。
                                                                                                                                     

よくある相談は 七七日(四十九日)の法要についてだそうです。
お寺様とのこと(お布施、お車代、お膳料)
ご本尊、お位牌の準備のこと(魂入れについて)
ご仏壇のこと
花、食事、お返し物の準備のことなどなど
また何が必要なのか、わからないことがわからない場合もあるそうです。
                                                                                                                              

ほかには、年金の手続き、相続、不動産の名義変更などの手続きに関すること
等、法的なことも相談件数が多いそうです。
                                                                                                  

大切な方を亡くされ、心落ち着く間もなく行なわなければならない手続き。
そんな不安な気持ち、ご相談に的確に答えること、
専門家が必要な場合はつなぐことが出来る。
“安心して、心豊かに暮らす”ためのナビゲーター。として 
葬儀後相談をお受けすることも、供養コンシェルジュとしては
大切なことだと思いました。
                       
              まだまだ 学び真最中 猪瀬             
         

代行散骨とお別れセレモニー

2013年6月7日 10:12

海洋散骨を選ばれたかの中にも、
ご高齢であったり、船酔いが心配であったりして
故人様の希望は叶えたいけど 自分では散骨できない方もいらっしゃいます。
そんな方のために、代行(委託)散骨という方法があるそうです。
                         
代行散骨を選ばれた方の中にも 船を見送りをしたいけど難しい 
でもお別れはしたいとご要望があるそうです。
そんな方のために散骨の日より前に、お別れセレモニーが行われています。
             
                   
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ご焼香後、手紙を書いたり、折り紙をおられたりと、
乗船された時と同じように 穏やかなお別れの時間を過ごされます。
                       
                            
散骨当日、お見送りに来られたご遺族様は、
出発前の船の中でお別れされていました。
出航の時、「いってらしゃい」「またね」
手を振り、船が見えなくなるまで見守っていられたのが印象的でした。
                 
              
乗船されても、されなくても
散骨を希望された故人様の想いを受け継ぎ”叶えてさしあげたい”
そんなご家族の ”想い”を感じました。
                   
                      

まだまだ 学び真最中 猪瀬

                  

ずっとそばに。。。手元供養

2013年6月6日 09:51

海洋散骨を選ばれた方の中には、全部のご遺骨を散骨せずに
少しだけお手元に置いてご供養される方も少なくないそうです。
手元供養といわれている方法です。
                   
ずっと以前は、分骨することは抵抗感が強かったそうですが、
最近は忌避意識もうすれ、手元供養される方も多くなったそうです。  
                           
手元供養の種類も
ご遺骨のまま納めてご供養する ミニ骨壺タイプや
粉骨の状態にして納め、いつも身に着けてご供養できる ネックレスタイプなど
デザインもいろいろ揃っていて驚きました。
                                 
先に配偶者を亡くされた方の中には、ご遺骨の半分を散骨 半分を手元供養にして
のちに、ご自身が亡くなられたときに一緒に散骨を と望まれる方や、
納骨する際、一部手元供養にしておいて、のちにご自身の時に棺の中に 
と望まれる方などおられるようです。
                              
このような手元供養は、故人様のご希望ではなく
ご遺族様の “ずっとそばに” そんな気持ちに寄り添った形なのでしょう。
心が温かくなる そんな感じがしました。
                                            
色々な供養のかたち、 色々な想い
出会いと共に 新たな気持ちを発見している毎日です。

            まだまだ 学び真最中 猪瀬 

散骨と花火

2013年6月5日 11:22

海洋散骨を選択される方の理由の一つに
故人様の”希望”があります。
                  
S様の場合も 故人様の
「お墓いやよ。広い海に還してね。」
と、強いご希望があったそうです。

「言うこと聞かないと後が怖いから、、、」
と、笑いながらお話いただきましたが、
そこには、深い愛情が感じられました。
                  
さらにS様は
「自分の時は、もちろん海。しかも花火の中に入れてドーンとあげて。」
と、ご自身のこともご希望を話しておられました。

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故人様の願いを叶えようと 行動することで
これからの ご自身のことを考えるきっかけとなる。
”終活”は繰り返しなんだと思いました。
                          
                
                 
                 
                     
                 
                     
ちなみに ”花火で...”が気になったので調べてみました。
なんと海外にはあるそうです。
火薬にご遺骨(粉骨)を混ぜて打ち上げる 
花火供養をしている業者が。
本当に 様々 だと思いました。

まだまだ 学び真最中 猪瀬

海洋散骨(想いと笑顔)

2013年5月30日 09:33

とても明るく、楽しい散骨に出会いました。
次々と聞こえる、思い出の話。
              
”気の合う仲間との自由気ままな旅行や
沢山の友人たちに囲まれた にぎやかな生活が大好きだったから
しんみりするだけが供養ともかぎらないのよ”
                     
”長い闘病生活でずっとがまんしてたのだから
広々とした海に還してあげたい
今頃自由になった!ってよろこんでるかしら”
                    
家族、ご友人たちの
故人様への 想い、愛情のこもった
素敵な雰囲気の散骨セレモニーでした。
                  
「私の時も、皆で パーッとやってね ぜったいね。」
と、まるで旅行の計画を立ててるかのような楽しそうな声が
ご友人たちからも聞こえてきました。

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故人様の数だけ、ご遺族様の想いの数だけ
いろいろな供養のかたちがあるのだと、
また、いろいろあって良いのだと感じた出会いでした。   

                 まだまだ 学び真最中 猪瀬             

花と海洋散骨

2013年5月27日 09:18

 

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海洋散骨にスタッフとして初めて参加してきました。

お天気も良く、素晴らしい散骨日和となりました。

 

 
                            
                           

ご自宅の庭で咲いた沢山の花をご持参されて乗船されました。

故人様が花が好きで丹精込めて育てられていたこと

まるでこの散骨に合わせたかのように見事に咲いたこと、

これから、どうやって育てたらよいのか悩んでいること、

散骨地点に向かう間 故人様と花の思い出をお聞かせいただきました。
                                 

セレモニーでは、

乗船された皆様の手でご遺骨(粉骨)とともに 沢山の花も海に還され、

それは綺麗な花道ができていました。

きっと故人様も大好きな花と一緒で喜ばれたことでしょう。
                          

初めて海洋散骨を体験して、

乗船された人数にかかわらず全員が見守るだけでなく

お一人おひとりの手で故人様とお別れできるという 散骨の素晴らしさを知りました。

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そして、供養に欠かせない華。

 
                               
                               
                               
その時々を演出し、見た目の美しさだけでなく心まで癒してくれる花。

改めて花の素晴らしさを感じました。

 

 

 
                                   まだまだ 学び真最中 猪瀬                              

散骨のタイミング

2013年5月22日 15:26

海洋散骨を申込みになられたお宅へ同行してきました。

散骨はご遺骨のままでは出来ないので、パウダーの状態(粉骨)にするために

ご遺骨をお預かりに伺いました。

一般的に、お墓に納骨するタイミングは、七七日(四十九日)の法要を機会にされることが多いようですが、

散骨の場合、お一人おひとりのタイミングがあるようです。

もちろん七七日の場合もあリますし、長い方は10年以上お手元で供養されていて、

散骨されることもあるとのこと。

お預かりの際おはなしを聞かせていただくと、

「 この散骨を、私たちが出発するセレモニーにしたいの」

とA様。 B様は、

「 ひとりになり、はじめはねむれないとこもあったが、この散骨を選ぶために家族が集まる機会が増えた。

今は趣味のスポーツも再開し頑張っている。」

と、ご子息、お孫様とお会いするのを楽しみにしていることや、これからの生きがいをお話下さいました。

 

想いの整理がついたから、整理をしてここから新たに、それぞれの思うタイミングは違うと思いますが、

故人様への想い、思い出を語ることで気持ちが癒されてゆき、

これからのご自身の想いを語ることで 生きがいを感じ 終活のきっかけとなる。

そのわずかな時間だけでも、お話をさせていただき 想いや人生を共有し、一緒に供養させていただく。

そんな繋がりも大切と感じました。

 
                                 まだまだ 学び真最中 猪瀬